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東京都葛飾区で作られる増太郎ハサミ

東京都葛飾区で作られる増太郎ハサミ
匠 岩田増太郎が作る一生の愛用品
生まれる
鋏の見方が変わったのは、初代増太郎に出会ってからです。使い捨ての文化にどっぷりと使っていた私にとってハサミとは日常使いするものではなく、必要な時に買って、次に必要になった時にはしまい忘れていてまた買う、その程度。増太郎さんに教えられたこと、それは「道具は使い続けて愛着がわき、充実していく」ということでした。
薄暗くて、工場(こうじょう)というよりは工場(こうば)という言葉がよく似合う建物の中を見渡すと、様々な工程を経て鋏が出来ていくのが良く分かります。手前には鉄の板が積まれていて少し離れたところには何となく鋏のような形をした物、そして一番奥では磨きあげられた鋏が輝いていました。それを見たとき、お母さんのお腹の中で、最初はただの丸い小さな点から、だんだんと育っていく赤ちゃんの様子が自然と思いが浮かんできました。「ああ、物も作られるのではなく生まれるものなんだ」と思ったとき、自分の今までの使い捨てが急に悲しく思えて、長く愛用したい、道具と暮らしたいという気持ちが、芽生えたことに驚きました。
日本人は、物作りの民です。
昔も今も身近な素材と自分の手を使って暮らしの道具を作ってきました。使う人の懐にそっと入り込み、手に馴染んで、良く働く道具たち、その中に本当の便利さがあると分かりました。


増太郎裁鋏製作所
増太郎を名乗って50余年。その技が認められ、現在までに東京都知事特別表彰、黄綬褒章(日本国政府より授与)など様々な賞を受賞しながらも奢らず、東京都葛飾区で、江戸から伝わる日本刀鍛錬の技を継承し、高めながら今日も、そしてきっと今も鋏を作り続けています。
鋏一丁、二百工程。その一丁を作れるようになるまでに人生の半分を費やします。
鋏には「共に未来を切り開いてほしい」という職人の思いが込められています。
初代増太郎は言っていました。
「作りやすく作るから質が落ちる。私は使いやすく作る。使う人の気持ちに応えたいんです。」
そんな職人の素朴で律儀な気持ちのこもった鋏を末永く愛用している方がいました。
「お母さんからもらったこの鋏、今は私が娘と一緒に使っています。」と笑顔のコメントを聞いて、幸せな食卓が思い浮かびました。


溶ける
ただ道具である以上働かなくては意味がなく、「良いものは良い」その言葉を思い知ったのは、増太郎鋏で試しに紙を切ってみたときでした。
「すっ~」と音を立てずに、溶ろけるように切れ落ちていく感触に感動。
「あぁ、良く切れるって気持ちいい」この切れ味は袋を切ったりすることはもちろん、野菜や魚、そして肉などの食材も無理なく切ることができます。さらに数百年の歴史と知恵が鋏をさらに便利な道具に育て、持ち手の突起部分は蓋開けに、中央のギザギザは蓋回しに、下が栓抜きに、そしてなんといっても鋏はまな板を使わずに切り分けが出来ます。包丁と一緒にキッチンに良く切れる鋏を用意することで便利になるのでしょうか。

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